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「昔はよかった」なんて大嘘です!?
みんな古典に書いてある!
我らがご先祖様は、こんなにも残酷で、だけど強かった!

(「BOOK」データベースより)


そんな文章を目にして、これは読まねば!と手に取った本。




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『本当はひどかった昔の日本
―古典文学で知るしたたかな日本人―』(大塚 ひかり 著)
です。


内容紹介には

捨てられる病人、犬に喰われる捨て子、蔓延する心の病、キレやすい若者、虐待される老人、ストーカー殺人に、もろい家族の絆――古典名作に刻まれた、今と変わらない、それどころか今よりもっと残酷な事件の数々から浮かび上がるのは、たくましき我らがご先祖様の姿だった。
ワイドショーより面白い! 異色の古典案内。


とあります。



「昔はよかった」部分もあれば、「昔はひどかった」部分もある。

いつの時代も、いいところばかりでも悪いところばかりでもないわけで、さらに同じ時代に生きていても全ての人が平等ではなかったりします。

それでも、昔の人たちがそれぞれの置かれた境遇の中で逞しくしたたかに生きたからこそ、私の存在があるんだなぁと。

生まれてこれただけでラッキー、今日まで生き延びられているのは相当ラッキー!

そう思える話が満載です(^^)


いい面も悪い面も、善悪以前のしょーもない話もひっくるめて、日本(日本人)って面白いです。


いつも言っていますが、古典や歴史は学校で教わらない部分こそ面白いんですよね〜(^^;;

もったいないなぁ。






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「蝦夷地別件」
(小学館文庫 上・中・下巻 船戸与一)



ここ数日、仕事のとき以外この本を読むことに没頭していました。

下巻に入ってからは寝る間も惜しいほどだったので、寝不足続きσ^_^;

でも、下巻の中盤からは、先を知りたいような知りたくないような複雑な気分でした。

読み終わった後も
「え〜〜??これで終わり?」
という気持ちを引きずっています。

何が正しくて、何が間違っているのか。
その基準なんて、誰にもわからない。
人は強いようで弱い。
そして弱いようで強い。

うまく言えませんが、読んでよかったです。

もう一度、最初からじっくり読みたいです。




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8月だから、というわけではないのですが、最近、戦争関連の本をよく読みます。
その中でも印象に残っている本が2冊あり、1冊目は「戦中派不戦日記」です。

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これは、徴兵検査で丙種合格(兵役に適さない)となった、医学生の山田風太郎氏が戦時中から終戦後まで綴っていた日記です。

毎日、空襲警報が鳴り響く東京での生活。
淡々と書かれているのですが、それがとてもリアル。
夜中に逃げ回る生活が続くので、常に寝不足、食べるものもほとんどなく栄養も足りない、昼間は木造の建物を壊して歩いたり(空襲での延焼を防ぐ為)と、力仕事もこなす…。
想像もつかないハードさですよね。

ご本人もあとがきで書いておられましたが、こういう本(実際の戦時中の生活を描いたもの)が非常に少ないと感じて、日記という私的なものを発表する気になられたそうです。

そういえば、当時、新宿に住んでいたオットの祖母から聞いた話ですが、毎日空襲警報が鳴るのが当たり前の生活に疲れて、ある日、逃げるのが面倒になり、警報を無視して家で寝てしまったそうです。
朝起きて窓を開けたら、道を挟んだ向かい側の家は全て焼けていたのだそう。
これって大事件ですよね!
でも、祖母も淡々と語っていました。
当時はそれが日常だったんでしょうね。
毎日、運が生死を分ける生活って今の日本では想像つきません。

こんなにリアルな戦争中の話を聞いたことがなかったので、その後からは、実際に戦争を経験した方が書かれた本を選んで読むようにしています。

着物と関係ない話のようですが、着物の歴史と戦争の深い関係を調べるうちに、戦争そのもののことも知りたくなってきた、という感じなので、私にとって着物はいろんな方向に目を向けるきっかけとなってくれています。

印象に残っているもう1冊の本の話も、近いうちに書きますね。




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「BORO  つぎ、はぎ、いかす。青森のぼろ布文化」
小出由紀子・都築響一[編] 


表紙の写真に釘付けになり、家に持ち帰りました。

「ぼろ」とは何か。
『寒冷地である青森では綿花の栽培ができず、農漁民の日常衣料は麻を栽培して織った麻布だった。
絹織物は一部特権階級のものだったし、藩政時代は農民が木綿を着用することを禁じていた。
作業着、おしめ、布団まで農民の身につけるものはすべて麻布のみで賄う時代が長く続いた。
1枚で寒ければ、何枚でも重ねていく。枚数を重ねれば防寒性が増すし、糸を刺していけば丈夫になる。傷んで穴が空けば小布でつくろい、また布と布の間に糸屑を入れて温かくする。そうした厳しい生活環境から生まれたサバイバルの形、それがこぎん刺しであり菱刺しであり、ぼろなのだ。』

(青字部分引用)

青森県の刺し子は有名ですが、「ぼろ」というものは聞いたことがありませんでした。
刺し子は寒い地方の工夫から始まったという程度の知識しかなく、「素朴でいいなあ」と思っていた私は、ページをめくって本当に衝撃を受けました。

こんな壮絶な布との付き合い方があったとは…。

いろいろ書きたい気持ちはあります。
でも、この衝撃を伝える言葉がわかりません。

実物を展示してあるところがあるそうなので、早速「行きたいとこリスト」に追加しました。
浅草アミューズミュージアム


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「明治時代の人生相談   ~100年前の日本人は何を悩んでいたか~」(山田邦紀 編著)を読みました。


明治時代に新聞や雑誌に投稿された人生相談。

突っ込みどころが満載でおもしろいです(笑)

まず、男尊女卑っぷりにビックリ!
回答者の命令口調にもビックリ。

そうかと思えば、「病気の家族を抱えていて治療を受けさせたいが、一日でも仕事を休むと治療費どころか生活もままならない」といった相談に、回答者が同情し、紙上で呼びかけて寄付を集めて渡したり…。
(後日、相談者からのお礼の手紙も掲載)

今でもありそうな悩みもあれば、現代では全く想像もつかない悩みもあり、明治の普通の人達を知る参考になりました(^^)

普通の人たちの普通のことって、歴史に残らない部分が多いように思います。

着物もそうですよね。

普通過ぎた着物の常識は歴史に埋もれがちです。

江戸、明治、大正、昭和(戦後くらいまで)の普通の人たちが何を着ていたか、調べるとおもしろいんですよね(^_-)

着るものも自由に選べなかった時代を考えると、絹も、ウールも、木綿も、ポリエステルも、着たいものを着ることができる今は、ありがたい時代だと思います(*^^*)


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プロフィール

きもののき Betty

Author:きもののき Betty
着付け師をしながら、普段もラクに楽しく着物を着て、着物三昧の生活から一転、オットの仕事で北海道・阿寒湖に引っ越し、アイヌ文化三昧の日々。どちらもマニアックな目線で楽しんでいます(^^)

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